チップの習慣
海外に行ったら、お店やレストラン、タクシー、どこでもチップを渡すのが当然。渡し忘れるとひどい目にあうらしい…
なんていう話を聞いたことがあります。
なんとそのチップは、払った料金の10%なんだとか。
ひえー。
じゃあいったい、現地滞在用に幾ら用意したらいいの?
なんて考えてしまいます。
初めて行く国の「地球の歩き方」を見て、「●●はチップの習慣がない国です」と見るとホッとします!
さてさて、日本からめったに出ない私たち日本人にとっては、日本以外はどこでもチップの習慣があるのだろうと思いがちですが…
先日、日本人とイギリス人カップルと話をした時の事。
二人は海外旅行が大好き。
年に何度もヨーロッパと東南アジアに行きます。
何度も何度も………ひたすら似たような国。
先日、ヨーロッパのとある国に旅行に行くのだけれど、今年三度目と聞いてびっくりしました。
「三回も! さすがに飽きない? 違う国に行きたくならないの?」
「でも彼がそこを気に入ってるからね」
出来た彼女だわ。
「ねえ、ところでいつも同じ国ばかりだけれど、アメリカとか行かないの? ハワイとか好きそうなのに」
「彼が嫌だっていうの。アメリカはチップがあるからって」
「………!?」
え、チップって、海外ならたいていあるんじゃないの?
私が今までいったことがある台湾と北欧はなかったけど、それってたまたまなんじゃないの?
「違うよー。ヨーロッパにはチップなんてないよ。少なくとも、私は払ったこと無い。彼も、今まで払ったこと無いって言ってた」
ビックリ仰天!
「あ、でもタイでマッサージ受けた時は、とっても良かったから、その時は払ったかな」
そんなものなのか。
というか、それを聞いたら私もアメリカには旅行に行きたくないぞ。
チップの習慣がある国。
それはどうやらアメリカだけのようです。
でも、旅に出る前には「地球の歩き方」をちゃんとチェックして行きましょうね!