昔からたくさんの習い事をしてきました。
大人になってからも、やりたいこと、出来るようになりたいことが多くて、通った習い事は数知れず。
その中で、気づいた事があります。
その道で成功した第一人者が、必ずしも良い先生になれるとは限らない、という事。
むしろ、あまり成功しなかった人、ドロップアウトした人のほうが、強い熱意をもって「出来ない」という生徒の気持ちをよく汲み、指導をしてくれるケースが多いような気がするのです。
そういう指導者の元には、必ず生徒が集まってきますから、いつもにぎわっています。
プロのプレイヤーとしては成功しなかったかもしれないけれど、教師としては大成功していて、しかも人徳があるから周りに人が絶えない。
どっちが幸せな人生なのかなあ、なんてたまにぼんやり考えたりします(笑)
私は後者だなあ。
プロとして成功して、お金をたくさん設けたとしても、追われるのにハラハラしてストレスを感じるのも嫌だし。
気づけば自慢話ばかりなんていうのも嫌だし。
自分の周りにいる人間が、自分という人間を見ているのか、それともただコネクションを求めているだけなのか、あやふやなのも嫌だし。
それだったら、ただ純粋に教師として慕ってくれる人たちに囲まれ、あたたかな人間関係の中で生きていたいな。
数多くの習い事の中で、この先生に出会えてよかった、この先生に出会えたからこそ、私は成長出来た、と思うのは
後者の、どちらかといえばのんびり構えた先生で
でもかつては真剣にその道を目指したから、時間を忘れて打ち込まなければ成長出来ないことも知っている。
けれど生徒にそれを押し付けず、生徒が自然と自発的にそう出来るようになれるよう、見守っている。
そんな方たちばかりです。
そんな方たちの特徴。
お金にがめつくない(笑)
破格のレッスン料だったり、入会金のようなものを取っていなかったり。
お金よりも大切なものがあるっていうことを、ちゃんとご存じでいらっしゃる。そんな先生たちです。
あれ、英会話と関係ない?(笑)
でも、レッスンを受けて満足感を感じるのは教える熱意を感じた先生だから
そういう先生は、自然とリピートしてしまいますね。