英会話とは関係ないのだけれど
気になった、といいうか、思い浮かんだので。
残しておきたくて。
そして、誰かがこれを目にしたら、ちょっとでも参考になるだろうかと。
金の斧、銀の斧、のお話はきっと誰もがしっていると思う。
貧しいきこりが、森で木の斧をつかって木を切っていたのだれど
誤って斧を泉に落としてしまう。
そうすると、泉の中から女神が出てきて
右手に金のおの、左手に銀の斧をもって
「あなたが落としたのは、金の斧ですか、銀の斧ですか」
とといかける。
きこりは正直に
「僕が落としたのは、金の斧でもなく、銀の斧でもありません。木でできた斧です」
と答えると、女神はきこりの木の斧を返してくれた上に、金の斧も銀の斧もくれたというお話。
さてさて、本日、会社でランチの時間に
「さいきん振り込め詐欺が巧妙化して、だまされる人が急増しているらしい。被害額は、すでに去年の被害額を超えている」
という話題になった。
詐欺集団は、ターゲットの家族構成や生活習慣をチェックし、
家族が疑いようもないような情報を用意したうえで
「あなたのご主人が、先ほど電車の中で痴漢をして、…」
とか
「あなたの息子さんが事故を起こして…」
とか、連絡をしてくるという。
そのとき、ふと私が思ったのが
もちろん詐欺集団が悪いことが大前提なのだけれど
騙された側というのは
もしかしたら、悪いことをしたかもしれない(故意ではなく、過失かもしれないけれど)家族に対して
本当ならば、しなくてはならない正当な対処法で対策しなくてはいけないところを
お金を払うことで、なかったことにしてしまおうという、ネガティブなずるい考えをもっったところに、つけこまれたんだな、と。
詐欺のいうことを信じたときに
「けれど、今回のケースで悪いことをしてしまったのはうちの家族ですから、正しく法に定められた方法で対応します」
と言えれば、詐欺になんてひっかからなかった。
もちろん、人のもつネガティブなずるい部分につけこみ、それを引き出そうとしたのが詐欺集団だけれど
正当な考えをもつ正直ものなら、はまらない。
多少そこで痛い思いをしても、それは自分の(家族の)責任なのだから、ちゃんと対処しよう、ズルはしない、と思えば、ひっかからない。
いうなれば、
詐欺集団も、振り込め詐欺に騙される側も、
にたりよったりというか…同じ穴のムジナなんじゃないの、と思ってしまった。
ずるいことを考え、それを行動に起こしてしまうひとのお金が
ずるいことを考え、それを行動に起こしてしまう集団にまわる。
そのあと、そのお金はどうやって使われるんだろう?
やっぱりずるいことを考えて行動する別のヒトや集団に、やっぱり搾取されるのだろうか。
けれど
お金って、ちゃんとした労働の対価としてもらうものだからね。
だから、大事に使うのだから。
不労所得で入った金額は
額面の多少にかかわらず、大事さをきちんと認識しずらい。
いつのまにかなくなってしまいがち、だという。
だから、きっと
そのお金は、きっとどこにもたまらず、ながれていくんだろうな。
正直ものは、すくわれる。
たとえ詐欺じゃなかっとしても、失敗したあとは、ちゃんと謝罪してちゃんと対応したら、自分がなによりすっきりする。
ずるをして解決しちゃったら、きっとあとあと心の中のしこりになる。
見ないふりをしようとしても、ずるした自分を消すことはできないし、
きっと一生後悔してしまうだろう。
私は、素直に生きていきたい。
で、英語も話せる正直もので、生きていくぞっと(笑)
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